経営 営業に始まり、審美補綴 インプラント オールセラミックス ハイブリッド ...(歯科技工士の本音)

職業 歯科技工士
投稿者名 目覚めよ歯科技工士        投稿日時:2010/10/01 22:52:41
年齢 38歳
年収 800万円以上900万円未満
給料 1 [1点]
やりがい 3 [3点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 1 [1点]
安定性 1 [1点]
歯科技工士に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 経営 営業に始まり、審美補綴 インプラント オールセラミックス ハイブリッド 保険全般。 保険は主に従業員に任せて、ある程度理想のラボを経営して売り上げも技工所基準では順調といえたでしょう。
スタッフにも恵まれていたと思います。

この職業のここが良い 良いと所はほとんど無いと思いますが、あえて私見を書かせていただきます。
この仕事を長く続ける事により、仕事の幅と品質が個人差はあるものの、少しづつでも向上していく事。それ自体に喜びを得ることは出来ます。
そして、さらに技術面を追及していくと作業工程の全てにおいて、一切の妥協は許されなくなります。(これは全ての製造業において共通かもしれません。)
個人の意識の持ち方次第では、果てなき向上心と夢を持ち続けれる仕事といえるでしょう。
しかしながら、多くの臨床現場では模型を預かったときから絶望の淵に立たされるのが現実ではないでしょうか。
この職業のここが悪い 多くの方が既に指摘しているように劣悪な労働環境に加え、社会的な地位の低さ等でしょう。

はっきり言えることは、その事を十分に知りながら、なんの改善の手立ても持ち合わせていない、アクションを起こせない技工士が圧倒的多数を占めているということです。

視点を変えると、技工士会の団体としての力の弱さ、国の保健医療に対する政策の甘さ等も勿論関係しているのでしょうが、世間知らずでなんの武装も持たない技工士は社会的な弱者の位置づけでも仕方がないのかもしれません。

その結果、経営者、従業者問わず労働時間に対する報酬、製作物に対する評価と対価、歯科医師と技工士の人間関係及び信頼関係、ビジネスパートナーとしての相互関係等、書き出せば際限がありません。
全てにおいて成り立っていないと今でも感じています。

残念ではありますが、歯科医師と技工士の業界慣習である圧倒的な力関係が今も根深く存在し、理不尽な発注や要望を受け入れざるをえない環境などは、現時点ではメスの入れようがないかと思えます。

結論:『アホらしくてやってられません。家族持ちの私でしたが、一念発起して転職して本当によかった。』
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