公共市立図書館の非常勤職員です。正規職員や同じ非常勤職員...(図書館司書の本音)

職業 図書館司書
投稿者名 もじゃ        投稿日時:2016/01/31 02:16:31
年齢 21歳
年収 300万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 2 [2点]
労働時間の短さ 5 [5点]
将来性 1 [1点]
安定性 2 [2点]
図書館司書に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 公共市立図書館の非常勤職員です。
正規職員や同じ非常勤職員だとしても学校司書とは全く違うこと、私の勤めている図書館がいろんな意味で特殊すぎる場所であることを頭に置いてください。
メイン業務は
・カウンター業務
・本の修理
・利用者への注意
・イベント時スタッフ及びポスター制作
・新刊の選書
・寄贈本などの装丁
・力仕事
サブで
・来館されるこどもたちに対する読み聞かせ
・各自割り振られている分担業務
・イベント立案
・古い地域資料のデータ整理及び修正
・正規職員のからの指示

他、移動図書館担当の方が個別でいらっしゃいます。ボランティアはいませんが、専門で雑用をやってくださる方が一人いるのと、正規職員で掃除しかできない方がいるので、他の方々に比べて比較的正規職員に近い仕事をしていると思います。研修も五月からでしたができるものは片っ端から参加できるように配慮してくださっていました。
この職業のここが良い 私にとってはざっくり分けて三つあります。
・残業がない
・比較的好きなもの=本がすぐそばにあり、わざわざ図書館に行かなくても済む
・比べられない
以上です。
一つづつ説明させていただきます。

一つ目。
残業はありません。なぜなら、非常勤職員はへたに残業をさせると(詳しくは省きます)非常にメンドクサイことになるからです。
私が一年踏ん張れた恐らく最大のポイントでしょう。また、家のことや趣味に費やせる時間が増えると言うメリットもあります。体をきっちり休ませることもできます。

二番目。
比較的好きなもの=本がすぐそばにある。
休みの日にその為だけに一日を潰さなくて済みます。また、不愉快だったり理不尽があろうとも好きなものをかまっていると自然と腹立たしさが消えて落ち着けます。
ついでに、休み時間や空き時間などを使って、自分の研究や調査について必要資料を検索することもあります。個人的な調査でも、レファレンスとして先輩方の知識ややり方を教えていただけることもあります。

三番目。
比べられない。
同世代の中では落ちこぼれも落ちこぼれだったのですが、現在勤めている図書館では評価の対象となるライバルが自身の親世代にあたります。
その為、身体年齢(=力仕事やフットワークの軽さ)とパソコンが最低限使えるという武器を両手にに親世代と競うことになります。ぶっちゃけ、社会経験以外の全ては勝てます。パソコンに関しては同期で図書館に来られた方が約一名を除きさっぱりなので、一足早く専門業務を教えていただくことができました。
また、身体年齢に物を言わせて動けるので、自分から雑用パシリをすることで、何かと先輩方に良いように使われつつ可愛がってもらえるというポジションを得ることができています。
同世代の落ちこぼれで全く育たなかった「自分もそれなりにできることはある」と言う意識が、先輩方が褒めてくれることで種ぐらい巻かれているんじゃないかと最近は前向きに考えています。
新卒で入った職場の為、社会経験の拙さや無知さに呆れながも優しく教えていただいています。
この職業のここが悪い 数多くありますがこちらも三つ
・正規職員の過半数がが全く図書館に興味が無く、特に館長主幹クラスが定年も近いこともあってか、現状後退を望んでいる
・利用者の客層がよろしくない。
・雇用形態が不安定すぎる。
以上です。
こちらも一つづつ説明させていただきます。

一つ目。
正規職員の過半数がが全く図書館に興味が無く、特に館長主幹クラスが定年も近いこともあってか、現状後退を望んでいる。
そのまんまです。
自習室とPCブースを撤去し、まず第一に学生が使う理由を消しました。イベントやレファレンス業務に必要なデータを勝手に削除され、手書きの古く、虫食いのひどい資料からなんちゃってデータベースを作り直すことも多数ありました。
ただえさえ少ない経費をガンガン削り、他の館との連携をことごとく潰す為、ちょうどいいサンドバック的ポジションに、現在勤めているところはあります。そもそも電子機器全てを館内から取り去り、無料貸本屋兼サンドバックを目指しているのではないか、と疑っています。
また、ベテラン勢を迷うこと無く切り捨てて、仕事の引き継ぎすらできなかった、と言う悲劇までありました。
来年で館長主幹クラスがごっそり定年退職するので、来年から勝負を仕掛け、もっと活用しやすい図書館にすることが当面の目標です。
こんな図書館は私が勤めているところだけであるように祈るばかりです。

二番目。
利用者の客層がよろしくない。
残念なことにサンドバックである以上、他の館で手に負えない、普通の利用者に危害を加える可能性の高い利用者が来館される率が高いです。つられてそう言う人が増えます。館内では飲食が禁止・図書館資料や備品の破壊などの注意をするのは非常勤職員および、若い女性正規職員なのですが、可能性の高い利用者の拳が届かない少し離れた場所から声を掛ける、合いの手罵倒の放送禁止用語という非常にカオスな状態になっています。また、子連れの若いお母さんや、妊婦さんなど、可能性の高い利用者が不愉快を感じてしまう方が来館された際は何かあった場合の為、常に視界に入れておく、という謎の空気もあります。事実が怖くて未だに確認できていないので、私が勝手にそう思っていると言うことにしてください本当に!
他の図書館は老若男女問わずそんな危険性すらフィクシヨンの世界ですから!!!
ほとんどの利用者が落ち着いて安全に図書館を利用してくださっている事実もあるのですが、さすがにちょっと…………うちの館は………。
庇い切ることができません。
無論、図書館業務はこれ以上無くプライドと自信を持って行うよう心がけているのですが………。

三番目。
雇用形態が不安定すぎる。
非常勤職員という形態上、仕方ないものの、一番ネックであるところです。
また、各々スキルアップをしてもにしても、長くて数年、運が悪ければ一年ポッキリというギャンブル性。回転がいいと言う名目の人材の破棄。そのくせ鼠算式に増える不条理。
腰掛けに使えばいい、と言う方も多いでしょうが、腰掛けにするにしても脚がか細い二本しか無い、無駄に豪華な華奢な椅子です。10年後もご飯を食べていけるようになりたいのです。


どうか、ここのような図書館が現実にあると言う悪夢が消え去るのを祈りつつ、司書が正当な専門職としての評価を得て、図書館が生涯学習の場として老若男女問わず安全に安心して活用できる場所であることを願います。
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