基本的に全部下級幹部(幹部候補生)のやる事です。陸士(自衛官...(自衛官の本音)

職業 自衛官
投稿者名 下級幹部(二等陸尉)        投稿日時:2018/03/12 02:30:37
年齢 26歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 3 [3点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 4 [4点]
安定性 5 [5点]
自衛官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 基本的に全部下級幹部(幹部候補生)のやる事です。陸士(自衛官候補生・一般曹候補生)志望者とは異なるので注意。あと、筆者は二尉なので一尉以上の高給幹部の事聞かれても基本的に答えられません。あと当たり前ですが筆者は陸自なので海空自のこと聞かれても分かりません。あと普通科以外の事も良くわかりません。

運幹 事務、教育隊の訓練計画を纏め、区隊長や教官と議論する。計画性がない人間程嫌い、計画立てて行動できる人間程好く。まぁそのうちなれる。俺は計画なんて殆ど立てず、他人が敷いたレールをただ走ってた人間だから、最初はめんどくさかった。なれたら作業。

隊長 責任は全部俺の物、所謂陣頭指揮は演習その他部隊単位での訓練の時だけ、隊員の教練(射撃、戦闘、銃火器取り扱いetc...)は各担当教官が付くので、隊長は報告書纏めたり、訓練計画を運幹と話し合ったりが殆ど。
教育隊区隊長は基本的に陸曹上がりの古参幹部がやることが多いので、新任三尉は小隊長配属になることが多い。(俺もそうだった)



他にも色々あるんだけど、特に最初の方で配属される役職はこの二つ。あとは現場経験を通して体で覚えていってくれ。
この職業のここが良い 腐っても公務員なので高給。
陸士はマジで楽、責任なんて全部陸曹と幹部が被るから、愚痴なんて訓練がキツイ、上官がウザいぐらい。それに陸士で入った古参陸士長は、指導と称して部下に威張り散らせる。

鉄砲や兵器に四六時中触れられるのでミリオタには万々歳。

幹部も防大出は出世コースで神になる。二、三佐止まりの幹部が多い中、防大さえ出れば、必ず一佐にはなれる。その数少ない防大出幹部の中から、更に選りすぐられた将校が陸将になる。(正直この辺はペーペーの俺には分からんが)

幹部には飯と風呂が兵隊とは別の幹部用食堂・風呂が用意される。といっても食事時間も入浴時間もほぼ変わらんし、基本的に幹部は自宅持ってる人が多いのであんま利点とは言えないかもしれない。
だが、なぜか飯風呂別個なだけで兵隊には羨ましがられまくるので威張るには良いかも。
この職業のここが悪い 高給と言ったが、年功序列が酷過ぎて下級幹部は、住宅費、交通費の都合上、下手したら手取りが兵隊以下になる。あと残業も取らないと仕事終わらんし、有給も思う様に取れんくなる。

責任の擦り付け合い。この前装具をなくした隊員が居て、中隊総出で探してやっと見つけた。しかも運悪く俺の小隊員でアホみたいに幹部の俺が現場で事情聴取に回ったが、陸士はともかく、班長クラスの陸曹すら「俺が見た次第では特に異常はなかった」の一点張り、もちろん報告書も憶測と推測だらけの滅茶苦茶な文章になってそのしわ寄せは全部俺。

防大出至上主義。これも酷かった、どうやら自衛隊は旧軍の士官学校出至上主義の失敗から何も学んでないらしい。
まず、任官直後から他の幹部相手に威張り散らせる、特に俺ら一般大出身者は幹部学校でも防大連中とは別のところに隔離されて、教育を受ける。もちろん、訓練内容に大した開きはない。どうして隔離したのか...その癖連中は部隊配備になった瞬間三等陸尉を飛ばして二等陸尉になるから、新任三等陸尉がおいそれと口を利ける相手じゃなくなる。防大以外で威張れる下級幹部となると、東大京大その他旧帝大卒や早慶上智卒等が居るが、このレベルになってくると、なんでお前自衛官になったんだよと逆に詰められることもある。かくいう俺もMarch卒だが、随分インテリ扱いを受けたな。
それに幹部候補生諸氏は幹部学校卒業後直ぐ小隊長に任官されやがるせいで、兵隊からは「こいつの下で働くのか...」って目で見られる。しかも上官の中隊長がその防大出二尉連中ならなおさら。
それに前述したクソッタレ年功序列精神のせいで、部下の陸曹、特に小隊付の一等陸曹や陸曹長からも詰められる。幹部学校時代の同期も基本遠くに居るし、同じ駐屯地でも、直ぐ移動になるせいで配属後はマジで居場所ない。

責任は全部お前がとれ! 幹部は陸士とは違う。
A陸士「班長、サボってごめんなさい。」
B三曹「良し!腕立て伏せ50回やり遂げたら許してやる」
陸士だと基本はこうだろう。
だが幹部は違う。
A二尉「すいません、私の部下が、お騒がせしました、申し訳ございません。」
B三佐「うん、じゃあこの問題に至った経緯を、原因や動機、そして反省と今後の対策まで含めてこの報告書に纏めて、あと次同じことが起きたら厳重注意処分になるから」
流石に、部下がサボってたくらいで報告書下りになることはないだろうが、基本的に自分の統括する部隊内で起こった不祥事は全部隊長たる自分の責任。これが二尉や一尉になると中隊、三佐にもなれば大隊全体の責任を負うことになるから怠い。中隊なんて何百人単位での出来事、俺が把握してる訳ないだろうがよ。 まぁ、三佐クラスにもなれば責任を部下に押し付けることもできるのだが...



基本的に配属序盤が勝負所、ここで押しつぶされて、辞めていく若き三尉が後を絶たない。もう数年耐えれば二尉になり、30代にもなれば三佐になって威張り散らせるんだから、ここでどうにか頑張って欲しい。
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