生化学など、いわゆる検体系の部門に勤務。下記内容は主に生...(臨床検査技師の本音)

職業 臨床検査技師
投稿者名 元・某大学病院勤務        投稿日時:2018/09/29 15:16:55
年齢 30歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 3 [3点]
将来性 1 [1点]
安定性 3 [3点]
臨床検査技師に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 生化学など、いわゆる検体系の部門に勤務。
下記内容は主に生化学などの非形態系の検体検査についてであり、
尿沈渣・血液像・病理などの形態系、生理系は話が別だと思います。
この職業のここが良い ・環境に恵まれれば、研究に携わり、学会で個人として活躍が可能。
 実際に大学病院であれば科研費、学会奨励費で研究に携わる技師も一部ではあるが存在する。
 また業績を積むことで大学教員になる道も、少なくとも可能性としてはある。
 ただし、教育・研究環境は施設によって大きく異なるため、運の要素も非常に大きい。

・基本的にユーザー側の立場のため、採血・臨床とのやりとりを除き、他人に対して頭を下げる必要がない。

・日常業務で疑問点を持ち、その原因解明を行うことは、非常に楽しい。
 ただ、疑問を持っても指導を受けれず、実験装置もない施設もあり、やはり運の要素が大きい。
 ただし、このような検討は業務のほんの一部であり、大部分は検体処理に追われることになるため、
 モチベーションを維持することが難しい側面もある。
この職業のここが悪い ・大学病院規模の施設ではISO15189の取得が増えており、内外の審査時にはその書類作りに忙殺される。
 日中は検査業務があるため、業務時間外の残業として書類作成に追われてしまう。
 修士・博士を取って入職してきた方々が、やってる仕事はハンコ押しやテプラ作り、何てことも。
 技術職・研究職として高い理想を持って入職された方は、理想と現実のギャップに悩まされると思う。

・学会でR-CPCなど検査データを読める技師の育成が叫ばれているが、
 実務で臨床からデータ解釈を求められる機会はなく、ただの自己満足のように思う。
 臨床的な解釈では直に患者さんを見ている医師には勝てないので、
 技師にしか出来ない強みを伸ばすべきと思うが、進む方向性が少しズレているように見える。
 そもそも検査側が主張しているだけで、本当に臨床側がそのような技師を必要としているのだろうか?

・教育・研究環境の充実度が、入職する施設・部署に大きく左右されてしまう。
 外部からは実際の情報は分かりづらいため、大学時代の研究室OB・OGからよく情報収集をしましょう。
 有名な大学病院が必ずしも教育・研究環境が整っているわけではないです。

・女性が多いためか、感情的な理由で物事が決まることが多く、女性と仲良くなれる子が優遇される職種です。
 本来は技術職のため技量・業績で評価されるべきですが、自動化され業務に求められる技量がほぼないため、
 そのような点でしか差異化されない背景があるように思います。
 そういった点が苦手な男子は、早々に見切りをつけ、他の理系学部に移った方が、幸せな人生を歩めると思います。

・検体系は業務がほとんど自動化され、特に生化学はただの検体処理係になりがち。
 機器メンテナンス、試薬補充などは必要のため、業務自体が無くなることはないと思うが、
 果たしてその仕事は資格を得て行うほど、専門性があると言えるのだろうか。
 医療費が抑制される中、事務側が検査のこのような内情を知れば、
 今後は財政難から大学病院でもブランチラボ化が進むのではと危惧する。

色々と問題点を書き連ねましたが、このような環境に耐えて常に努力を続け、
自分の理想とする環境に自力で這い上がった方がいらっしゃるのも事実です。

どうか現状に絶望するのではなく、努力を続け、各々が満足される人生を歩まれることを願います。

ただ、検体系に違和感を覚えたのであれば、早期の転向(他部署への移動、転職)をお勧めします。
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