【職種】刑務官が明かす仕事の本音
刑務官の基本情報
仕事内容 | 服役中の人たちの生活指導や職業訓練をする |
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平均年齢※ | 34.5歳 |
平均年収※ | 400万円以上500万円未満 |
※あくまで、当サイトの投稿者の統計数値です。
みんなの平均満足度
総合平均 (429件) | [2.4点] | |
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給料 | [3.1点] | |
やりがい | [1.7点] | |
労働時間の短さ | [1.7点] | |
将来性 | [2点] | |
安定性 | [3.5点] |
刑務官の仕事の本音一覧
全部で429件の投稿があります。(221~230件を表示)
投稿者名 | ぼんち 投稿日時:2019/02/02 16:24:48 |
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年齢・性別 | 25歳(男性) |
年収 | 400万円以上500万円未満 |
給料 | [3点] |
やりがい | [1点] |
労働時間の短さ | [1点] |
将来性 | [1点] |
安定性 | [4点] |
刑務官に対する評価者の属性 | 過去にこの職種で働いていた |
仕事内容の詳細 | 表向きは、受刑者の更生・社会復帰のための指導。 実態は、懲役の小間使い、脳みそが筋肉で出来ている先輩職員のご機嫌とり、(夜勤時)ボタン押し。一日立ちっぱなしのため、すごく疲れます。支給される靴のサイズが合わないと地獄です。 「体育会系部活のノリ」にアレルギーがある人は、絶対にやるべきではありません! |
この職業・職種のここが良い | 公務員のため、本人がやらかすか、回りからハメられない限り、クビになることがない。給与のシハリアが滞ることがないところ。社会的な信用はあると思います。(拝命1ヶ月でも、新車のローンがあっさり通りました) また、(デメリットも相当ありますが)ボロい官舎に半強制的に無料で住まわされるため、住居費はかかりません。 あとは、(守秘義務に反しない範囲で)話のネタにできる(笑)、社会の底辺を見られるので、その後辞めてもたくましく生きていける(笑)。 正直言って、カネの面以外でいいところはないと思います。 |
この職業・職種のここが悪い | 監獄法から切り替わる過渡期に某B級施設に務めていました。その当時のことなので、今は少しは変わった・・・かと思いましたが、ここの書き込みを見る限りだと何も変わっていないようです。 ・職員がDQNばかり。会話の内容は、武道大会、ギャンブル、風俗が中心。知的な会話は全く期待できません。喫煙率も非常に高いので、煙草を吸わない人には、非常に厳しい職場です。官舎の共用水道で平然と洗車をする奴がいるのには衝撃を受けました。それと、歓迎会をやるからと呼ばれたのですが、自分の歓迎会なのに会費を満額取られました。忘年会は、拝命数ヶ月でボーナスも満額出ていないのに、夜勤班長や先輩と同額で1万円も取られました(ただの飲み屋で、大した料理も出ないのに!)。もちろん、泡盛の一気飲み付きで。まともな社会人のすることじゃありません。 ・閉鎖的な社会のため、陰湿な人間が多い。協力して良くしていく気など皆無で、気に入らない人の揚げ足取って楽しんでいる奴らばかりです。正直、懲役の方がまともな人間が多いです。 ・武道拝命の連中が幅を利かせているため、圧倒的多数のはずの一般拝命職員は、それだけでいじめの対象になります。ちなみに奴らは大学の先輩・後輩であることが多く、その時の上下関係を職場にまで持ち込んでいます。部活のノリそのものです。これに耐えられないのなら、就職は止めた方がいいです(○体大、国○舘大、拓○大等が多かったです)。 ・パワハラが日常的。特に処遇系はひどく、自殺する職員もいます(もちろん死因は明らかにしませんが)。自分も出勤前に急性胃腸炎で救急車で運ばれたことがありますが、その時の処遇主席と警備主任には「おまえ、この仕事向いてないんじゃないか?」「おまえが出てこれなくなった分、他の奴が代わりに出てるんだ!人の迷惑を考えろ!」「それくらい、這ってでも来い!」と言われました。心配してくれる人間は誰もいません。 ・労働時間がすごく長いです。日勤で7時半~18時半、夜勤で8時半~翌9時までです。が、実際には朝は30分早く来ることを要求されます。夜勤時の仮眠時間は4時間設定されているはずが、新入りの間は掃除・風呂の用意等をさせられるため、3時間もあればいい方です。もちろん労働時間にはカウントされません。その他、昼休み中に非常ベルが鳴って駆けつけた場合でも、その間の代わりの休みはもらえません。また、4週8休はまず期待できません。計算したら、1ヶ月の拘束時間が300時間近く、さらに100時間くらいがサビ残でした。給料の額面が他より良くても、時給換算したらバイト並みの金額です。 ・有給は取れません。公務員のため、初年度から20日付与されますが、申請すると呼び出されて説教される上、却下されます(違法なのですが、ここは無法地帯なので)。仮に怪我や突発の体調不良で申請すると、「這ってでも来い」と言われます。 刑務所は施設によって雰囲気が違うので、全ての拝命先でこれが当てはまるわけではありません。酷いところに入ってしまった人は、集合研修時に、いかに自分の施設がまともじゃないかを思い知ることになります(私がそうでした)。もっとも、研修所も決してまともではありません。研修中は時間外での護身術・集団行動訓練を強要されますが、その最中に怪我をしても「あれは時間外に自発的にやってたことだから、公務災害にはならない」と言われます。また、医者の診断書があったとしても「他の奴は骨を折っても頑張ったのに、何故おまえは頑張れないんだ?」とパワハラされます(診断書を取ってきたら、何故か「何で無断で診断書を取ってきたんだ」とキレられました。そのくせ、コピーはしっかりとりやがって、治療費・診断書料は1円も払わず。この仕事を辞めようと決心した瞬間でした)。 余談ですが、拝命したばかりの頃は少し上の先輩職員が皆、「こんな職場だけど、民間と比べたらずっといい」と言っていたのですが、絶対に民間の方がマシです。刑務官になる前も、辞めた後も民間で、全く公安とは関係の無い仕事をしていますが、給料・ボーナスはもちろん出るし、残業もないし、何より刑務官以上に非常識な人がいないので、さっさと辞めて良かったです。 |